こんにちは。株式会社ささもと建設、代表取締役 笹本愛子です。
このたびは弊社ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私たち、ささもと建設は、青梅市を中心とした西多摩エリアで、一戸建てのマイホームづくりやリフォームから、賃貸アパート・マンションのご紹介、土地仲介、斡旋までをお手伝いさせて頂く「地元・青梅の住まいの相談窓口」として、事業を営んでおります。
このページでは、皆様へのごあいさつにかえて、ささもと建設が「ありがとうの家づくり」に辿り着いた原点のお話をさせて頂きたいと思います。
私自身の体験をお話することは少々気恥ずかしい思いもありますが、少しでもお客様の家づくりのお役に立てればという想いでお伝えします。どうぞ、お付き合いください。
ありがとうの家づくり
もともと、ささもと建設は材木店として始まりました。
私は、材木店を営む笹本家に嫁いで来たのですが、図らずも材木店の若女将として、今の仕事に携わり始めました。時は、高度成長期からバブル景気の時代。放っておいても、取り扱う材木や建材は、得意先の建設会社、工務店へどんどん売れていきました。私も、工務店さんの事務所や建築現場まで出向き、注文を頂いたり配送をしたりで、「女だてらに・・・」と言われることもありましたが、その時頂く「ありがとよっ!」の言葉がとても嬉しくて、仕事にのめりこんでいきました。
しかし、そんな充実した日々の中で違和感を覚えることがありました。当時の建築業界は、間取りの設計、住宅機器選びにおいて建設会社側の意向が優先され、できあがった家に「お客様が生活を合わせる」という、作り手側と住まう側で気持ちが合致しない家づくりでした。自分は「ありがとよっ!」の言葉が嬉しくて仕事をしているのに、「ありがとう」の言葉が行き交わない家づくりに疑問を持つようになったのです。そんな時、笹本材木店に危機が訪れました。
「材木が売れない・・・」
時代の流れか、材木店として生計を立てることがどんどん厳しくなり、私の気持ちが沈んでいきました。いつしかお客様や社員とのコミュニケーションが少なくなり、気がつくと「ありがとう」の言葉がまったく飛び交わない会社になっていました。
家づくりを始めて気づいた
“ありがとう”の気持ち
「このままではまずい!」
経営者として、何か手を打たなければいけない状況でした。当時、経営者の傍ら、妻として、2人の娘の母親として家事を両立させる生活をしていました。
そんな中で、「住まい」「家」の大切さに気づいたことを生かして、地元青梅の皆様のための家づくりを本格的に始めることにしました。 私を慕ってくれるお客様、協力会社の皆様から、住まいづくりのご依頼をいただけたことが後押しとなったのは言うまでもありません。
お客様にどうしたらより良い家を提供していけるだろうか・・・
「住まいづくり」と言っても、最初は試行錯誤の連続でした。この地域にはささもと建設よりも、家づくりの実績がある会社がたくさんありました。そんな状況で私たちを信用し、家づくりをお任せ頂いたお客様に対し、「その期待に応えたい!」という一心で家づくりに取り組みました。そして、何軒か家を建てさせて頂いた後のことです。あるお客様のお引き渡しの時でした。
「いい家をつくってくれてありがとうございます」
それは、お客様からの言葉でした。心のこもったその一言は、材木店の時代にかけられた「ありがとよっ!」の言葉よりも、さらに嬉しく重みを感じる言葉でした。嬉しいと感じると同時に、思うことがありました。
「私は、周りの人たちに感謝の気持ちをちゃんと伝えているだろうか?」
お客様がいて、仕事をさせて頂いている…社員がいて、協力会社さんがいて、お客様がいて、それで社長としての立場と仕事が成り立っている。こんなに有難いことなのに私は感謝の気持ちをちゃんと表現しているだろうか?
感謝の気持ちをいつも大切にしなさい。ありがとうの気持ちは必ず伝えなさい
これはかつて、ある人に言われ、大切にしてきた言葉です。この言葉の本当の意味がこの時やっとわかりました。お客様に気づかせて頂いた、忘れられない出来事でした。
想いは伝わる、伝わると広がる。
「感謝の気持ちを伝えなければいけない」と思った私は、自分から行動を変えていきました。まず、社員たちに私から積極的に感謝の言葉を伝えることから始めました。すると、「こちらこそ、ありがとうございます!」と社員たちからの感謝の言葉とともに、次第に社内が明るくなっていきました。
「もっともっと形にして伝えよう!」
「社内だけではなく、お客様や協力会社さんにもこの想いを伝えたい!」ささもとの大切な取り組みである「ありがとう運動」や「東北応援イベント」そして「ジャンボもちつき大会」、「感謝祭」などのイベントはそんな想いからはじまりました。すると今度はお客様から「ありがとう」の言葉が頂けるようになったのです。
家づくりというものは、多くの方、感謝のうえに成り立っています。
お施主さまにありがとう。
協力会社さまにありがとう。
社員にありがとう。
そして、家族にありがとう。
「ありがとう」の輪が広がり、おかげさまで、この青梅市を中心とした地域で多くのお客様の家づくりをお任せ頂ける会社になりました。
ありがとうの気持ちを家づくりに込めて
私たちの役割は、この地元青梅に暮らすご家族のこれからの人生をより豊かにするために、ご家族同士がお互いに感謝の気持ちを伝え合い、仲良く暮らせる住まいをご提供することです。お引き渡しの時には笑顔で心から喜んで頂き、ご納得頂ける家づくりをしてまいります。
幸いにも、ささもと建設には私と同じ想いの社員がおり、頼り甲斐のある、協力会社の皆様の応援があります。ぜひ一度ご相談いただければ幸いです。あなた様のマイホームの夢が実りあるものになるよう、心よりお祈り申し上げます。
株式会社ささもと建設 代表取締役社長 笹本愛子