自然とふれあえるスポットも、今ドキのレジャースポットも！羽村市周辺のお出かけ事情をご紹介

2024年3月16日 2024年3月25日 sasamoto

東京都・多摩地区にある羽村市。多摩地区そのものも自然の多い地区として知られていますが、羽村市は特に花と緑とに囲まれ、緑豊かな街として有名です。そんな羽村市ですが、最近は都心へのアクセスと緑の豊かさ、どちらも重視するファミリー層からたいへん人気の街となっており「共働き子育てしやすい街ランキング2022」第4位にランクインしました。

さて、子ども連れで暮らすとなると気になるのは「郊外だけど、子どもたちと一緒に遊べるレジャースポットはあるのかな？」ということではないでしょうか。そこで今回は、羽村市やその周辺にある、多摩川の恵みや自然を堪能できるスポット、休日に子供といっしょにお出かけをするのに最適なスポットをご紹介していきます。

この記事の目次

羽村市の春を知らせる「はむら水と花のまつり」に注目！多摩川沿いのレジャースポット

多摩川は、山梨県の笠取山から東京都、神奈川県を流れて東京湾に注ぐ、幹川流路延長138km、流域面積1,240㎢の一級河川です。憩いの場としての役割だけでなく、東京都民の水瓶となっているダムがあるなど、生活に欠かせない河川の一つです。羽村市内には、その多摩川の自然とふれあえるスポットがたくさんあります。

まずは「都立草花丘陵自然公園」。多摩川沿いの標高200〜300mの丘陵のうち、大澄山や浅間岳などを主体としたエリアで、1953年に都立公園に指定されています。羽村市だけでなく、あきる野市や福生市にもまたがったハイキングコースが整備されており、玉川上水や多摩川一体を歩きます。尾根からは関東平野を一望できるなど、眺望にも定評があります。

また、ハイキングコース内にある「羽村取水堰」は、春になると約200本の桜が咲き乱れる、有名なお花見スポットとして知られています。毎年3月下旬〜4月上旬ごろになると、JR「羽村駅」の西側にある「宮の下公園」の周辺エリアで「はむら水と花のまつり」が開催され（年によって会場が変わることがあります）、ライトアップされた夜桜を楽しむことができます。このお祭りでは、周辺の「桜つづみ公園」や「水上公園」も会場となり、模擬店が出店されるなど一帯がにぎわいます。

さらに4月上旬からは「チューリップまつり」と称して、休耕田を利用した「根がらみ前水田」にておよそ35万本のチューリップを楽しめます。チューリップ畑としては関東最大級の規模で、毎年多くの人が訪れる人気のイベントです。ほかにも、祭り期間中には羽村市内でさまざまなイベントが開催されますので、お子さんといっしょに楽しむことができますよ。

出典：多摩川／国土交通省
出典：羽村市観光協会
出典：都立羽村草花丘陵自然公園／東京都
出典：はむら花と水のまつり／羽村市

小さい子どももいっしょに楽しめる！気楽さが魅力のヒノトントンZOO（羽村市動物公園）

羽村市で小さなお子さんでもいっしょに楽しめるスポットといえば「ヒノトントンZOO（羽村市動物公園）」。JR「羽村駅」の東口から歩いて20分ほど、バスなら10分ほどの場所にある動物園です。規模はそれほど大きくはありませんが、小さなお子さんでもキリンやペンギン、モルモットなどに餌をあげたり、ふれあったりすることができます。園内の芝生広場ではお弁当を持ち込んで食べることができるので、休日のピクニックにもおすすめです。

大人（15〜65歳未満）400円、小中学生100円、4歳以上の未就学児は50円というプチプライスな入場料で気軽に訪れることができるのも魅力の一つ。さらに、ファミリーパスポートという家族6人まで一年間に何度でも入場できるお得なチケットもあります。授乳室が完備されており、ベビーカーのレンタルもあるので、まさにファミリー世帯にぴったりのお出かけスポットといえそうです。

出典：羽村市動物公園公式サイト

キャンプや登山好きに大人気！「モリパークアウトドアヴィレッジ / 昭島市」

羽村市の周辺には、電車や車でちょっと足を伸ばすことで利用できるレジャースポットが数多くあります。ここからは、羽村市からアクセス良好な市外のレジャースポットをご紹介します。

「モリパーク　アウトドアヴィレッジ」は、羽村市のお隣の昭島市にあるアウトドアをテーマにした複合型商業施設です。JR「昭島駅」の北口から徒歩3分というアクセスの良い場所にあり、加えてJR「羽村駅」と同じく青梅線の駅なのでJR「羽村駅」からは10分ほどで行くことができます。

「THE NORTH FACE 昭島アウトドアヴィレッジ店」や「snow peak 昭島アウトドアヴィレッジ店」、「Coleman 昭島アウトドアヴィレッジ店」などのアウトドア好きにはお馴染みのブランドのショップが揃い、買い物スポットとしてもおすすめなのですが、大きな芝生の広場や、屋外の巨大なクライミングウォールを備えたクライミングジムもあり、子ども連れでも楽しむことができます。お店によっては、ペットを連れて買い物をしたり食事をしたりできるので、ワンちゃんもいっしょにお出かけしたい方にもおすすめです。

プールだけじゃない！「東京サマーランド / あきる野市」

夏のレジャーの代表格・プールへも羽村市からはアクセス良好です。多摩地区にある、関東最大級のプールレジャー施設「東京サマーランド」は、電車ならJR「羽村駅」から、最寄りのJR「秋川駅」までは20分ほど、そこからバスまたはタクシーに乗り換えて10分ほどと、計30分ほどで行くことができます。車でも20分ほどですので、休日なら気軽にお出かけできそうですね。

プールというと、夏の天気が良い時期しか遊べないというイメージがあるかもしれませんが「東京サマーランド」は、屋内のプールがあるので、雨でも問題なく遊べます。さらに、プール以外にもさまざまな乗り物がある遊園地も併設されていますので、飽きることなく楽しめそうですね。

出典：東京サマーランド公式サイト

圧巻のライブパフォーマンスと古き良きアトラクションが楽しめる！「西武園ゆうえんち / 所沢市」

羽村市の近くでお子さんが思う存分が楽しめるレジャー施設といえば「西武園ゆうえんち」でしょう。JR「羽村駅」から、電車では乗り換え2回で1時間ほどかかりますが、車なら30分ほどで行くことができます。

昭和レトロなグルメや記念撮影スポットをはじめ、オリジナル通貨「西武園通貨」でショッピングや縁日が楽しめるなど、大人が楽しめる仕掛けが満載です。それだけでなく「ウルトラマン」や「ゴジラ」などの迫力あるアトラクションも豊富にラインナップされているため、小さい子どもも一緒に楽しむことができます。

出典：西武園ゆうえんち公式サイト

立川の最新おしゃれスポット！「グリーンスプリングス / 立川市」

おしゃれなお出かけスポットといえば、JR「立川駅」から徒歩8分ほどの場所にある「グリーンスプリングス」です。JR「羽村駅」からは、電車に20分ほど乗ると行くことができます。

ショップやレストラン、広場、ホテル、オフィスなどを備える商業施設で、こちらもお買い物を楽しみたい方に人気のスポットです。それだけではなく、「昭和記念公園」に隣接していることもあり、施設名の通り緑豊かであることが特徴です。広場の中心にはビオトープもあり、商業施設でありながら自然に触れることもできます。

施設内には、保育園や、大人も子どもも楽しめる美術館「PLAY!MUSIUM」、幅広い年齢の子どもが体を使って遊べる「PLAY!PARK」など、大人と子どもの両方が楽しめる施設が充実しています。水の流れる120メートルの階段「カスケード」に足をつけて遊ぶことができたり、授乳室が完備されていたり、子ども連れに嬉しいサービスも盛りだくさんです。

出典：グリーンスプリングス公式サイト

日本一のトリックアート美術館！「トリックアート美術館 / 八王子市」

もう一箇所、屋内で楽しめるスポットをご紹介します。“日本一のトリックアート美術館”を称する、八王子市にある「高尾山トリックアート美術館」です。最寄駅は「高尾山口駅」で、羽村駅からは「JR立川駅」で「JR中央線」に乗り換え、1時間ほどで行くことができます。

本来、美術館では作品に触ったり、写真を撮ったりすることはできませんが、トリックアート美術館なら自由に絵に触ることができ、もちろん記念撮影をしても大丈夫。小さなお子さんがいると、アートに触れさせてあげたくても、作品を触ってしまったり壊してしまったりするのではないかとひやひやしますよね。子どもいっしょにアートを楽しみたいときにおすすめのスポットです。

出典：高尾山トリックアート美術館公式サイト